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東本願寺の修復工事にカツヤマキカイの製品が活躍 -「スライド工法」で1500トンの素屋根を牽引移動

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現在修復工事が進められている京都東本願寺で、「御影堂(ごえいどう)」を覆う素屋根を「阿弥陀堂」へ移動するスライドセレモニーが7月16日に開催され、約2000人の観光客が見守る中、油圧チルホールとチルタンクが無事大役を果たしました。
「御影堂」は世界最大級(南北76m×東西58m×高さ38m)の木造建築物で、「2011年宗祖親鸞聖人750回御遠忌特別記念事業」として、2004年3月から屋根のふき直し等修復工事が行われています。素屋根は工事中の建物を風雨から守る役割を果たしており、総重量は約1500トン。「御影堂」の修復が先頃完成したのに伴い、2012年1月に着工する「阿弥陀堂」の修復工事に備え、「御影堂」から隣接する「阿弥陀堂」へ移されることになったものです。
当日は重量物移動用コロとしてチルタンク50t × 88台、油圧チルホール2WAY×2SETが使用され、67mを毎分約50cm、約3時間かけて移動しました。歴史的建造物の保存に一役買えたことは我々にとっても名誉なことであり、今後も歴史を保存しながら新しい時代を創るべく皆様のお役に立ちたいと考えています。

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