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No.197

コンテナ船内の塗装作業にスカイゴンドラが採用

TIR CORP. NEWS 197

コンテナ船内の塗装作業にスカイゴンドラが採用

コンテナ船内部の壁面等の塗装作業には、従来、高所作業車等が用いられてきましたが、高所作業車では作業範囲に限界があり今回、スカイゴンドラEH-500(モノレール式)が採用され、大活躍しています。

このゴンドラは、ステージ長さが5mと作業床が広く、昇降装置(チルクライマーEW-500G型×2台)が両端より1.2m内側にセットされた「はね出し型」のステージをもち、壁面より更に奥まった箇所の塗装作業も容易に行なうことが可能となり、作業性は万全です。

また、このゴンドラには横行装置が組み込まれ、往復牽引型ウインチのチルクライマーEW-500Dが使用されています。このシステムは、造船所のドックのように進行方向に傾斜があっても、スリップの心配がなく、確実に横行移動できる画期的なシステムです。なお、横行用レールの両端にはジャッキアップ式走行用ローラが組み込まれており、レールだけの手動走行も可能です。

このゴンドラを使った塗装システムの採用により、従来の方法に比べ、作業の快適性、安全性及び作業効率の向上に貢献しています。

仕様
自重 ステージ部 360kg、横行装置部 145kg
積載荷重 370kg
揚程 25m
昇降速度 6.2 m/min(50Hz)、7.5 m/min(60Hz)
昇降装置 チルクライマー EW-500G × 2台
横行速度 7.0 m/min(50Hz)、8.4 m/min(60Hz)
横行装置 チルクライマー EW-500D × 1台
 プレーントロリー × 2台
レール走行装置 ラチェット機構による手動走行方式
 φ100ローラ × 4ヶ(ジャッキアップ式)