No.017 船体ブロックの搬送ラインにチルタンク採用
TIR CORP. NEWS 196
船体ブロックの搬送ラインにチルタンク採用
船体ブロックの溶接作業台車にチルタンクNO-12型が220台採用され、運搬時間の削減に大きく貢献しています。
この搬送システムは船体をブロック毎に移動用パレットの上で組み上げ船体ブロックをパレットに乗せたまま次工程に搬送するシステムです。
チルタンクNO-12型をコンクリート路面上(ローラ走行面を上向きに)に取付、1パレット最大150t計7パレット(最大総重量1050t)を同時に油圧チェン駆動装置により1パレット分移動する方式です。
クレーン等による船体ブロックの運搬方式に比べ搬送に要する段取りがゼロとなり大幅な搬送、製作時間の削減に貢献しています。
仕様 | |
パレット | 数量/8パレット、寸法/17.7m×15m、自重/30t |
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ブロック | 最大重量/120t |
油圧駆動装置 | プッシャー力/32t ローラチェンにより1パレット分の17.7m搬送 |
チルタンク | 能力12tのNO-12タイプ3×220台使用(1パレット当りチルタンク27台設置) |
ガイドローラ | 能力8tのガイドローラ38ヶ使用(1パレット当り4台〜6台設置) |