No.039 天井部材の吊り上げ
TIR CORP. NEWS 242
天井部材の吊り上げ
ビルディングの形状は年々多様化しており、特に数階にわたる吹き抜け構造のビルが増えております。
その吹き抜け部の天井部材(化粧板)の吊り上げにチルクライマーが採用され貢献しています。
この現場は吹き抜け部の高さが45mあり、既に天井床面の基礎工事が完成している事から、クレーンでの吊り上げができない為、チルクライマーEW-1020DM(能力:1000kg)6台による吊り上げ工法が採用されました。
この工法は、天井部にワイヤロープの通る穴を設け、天井上部にチルクライマーEW-1020DM 6台を設置し、自重2t(寸法:16.5m×6.4m)の天井部材を歪める事なく安全に一気に吊り上げる事ができました。
又、このチルクライマーにはワイヤロープを自動的に巻き取る事ができるコイルマチックCS-52も6台設置されました。
チルクライマーの採用により作業の能率アップだけでなく、安全作業にも貢献しています。