No.031 タワークレーンの解体工事にチルクライマー採用
TIR CORP. NEWS 226
タワークレーンの解体工事にチルクライマー採用
従来、タワークレーンの解体作業はレッカー車やタワークレーン本体で解体していくのですが、今回の現場はスペースが狭くレッカー車が入らないことと、タワークレーンが新築ビルや周辺のビルに接近しているため、旋回が制限されました。
そのため、クレーンが使えない側の壁つなぎ(タワークレーン本体の支柱を支える柱)やブラケット、プラットフォーム(ステージ)の解体にチルクライマーが採用されました。チルクライマーは揚程無制限、本体重量77kgで2人で運べ、セッティングも台付けワイヤロープで簡単にでき、操作も容易で部材を安全にかつ早く吊り降ろすことが出来ました。
主な仕様型式 | EW-1020DM(最大能力 1t)×2台 |
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速度 | 9.5m/min(50Hz) 11.3m/min(60Hz) |
自重 | 77kg |
電源 | 3相交流200/220V(50Hz/60Hz) ケーブル長さ60m |
ワイヤロープ | φ10×50m専用ワイヤロープ2本 |