JR山手線、駒込駅近くのコンクリート橋梁の撤去工事に、油圧チルホールTU-32HM2ways（能力3.2t×2＝6.4t）が2セット採用されました。

この工事は、毎日、終電車が終わってからの3時間程度の短期間内に進められるもので、まず最初に、新しい鋼鉄製の橋ゲタを設置し、これを吊り上げ架台として、古いコンクリート橋梁を撤去する工法です。

古い撤去されるコンクリート橋梁の総重量は300tで、2分割に切断された後（1ブロック150t）、新橋梁の上にセットされたシリンダジャッキ付台車にて吊り上げられ、油圧チルホールTU-32HM2ways2セットにて牽引され、無事に撤去工事を終了することが出来ました。