No.230
TIR CORP. NEWS 230
K社では、生産ラインの段取替えに伴う設備移動の際、種々の設備移動への汎用性、移動させる路面状況から、コンクリート路面でも走行可能なチルローラが採用されました。
チルローラは、コンクリート路面の走行が可能なばかりでなく、軽量・コンパクト、方向転換可能、ウレタンローラ使用により防震性に優れ、路面への傷を最小限におさえるなどの機能を持った重量物移動用超低床型ローラです。(68機種をラインナップ)
今回、多機種あるチルローラの中でもWD型(油圧駆動装置付)が採用されたことにより、油圧駆動による無段階変速の自走搬送で、段取替え時間のさらなる短縮に貢献いたしました。
また、WD型は自走ばかりでなく、ラチェットハンドルの手動操作でも、前進後退の微調整を可能にしました。
■主な仕様チルローラ | WD-8U 4台×4セット |
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最大能力 | 8tf |
自重 | 35kg |
走行抵抗 | 0.05(鋼板路面)/ 0.07(コンクリート路面) |
駆動トルク | 26.6kgf・m |
油圧駆動装置 | WD-8UH 2台×4セット |
油圧ユニット | TU-32HM 2ways 4台 |