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No.226

タワークレーンの解体工事にチルクライマー採用

TIR CORP. NEWS 226

タワークレーンの解体工事にチルクライマー採用

従来、タワークレーンの解体作業はレッカー車やタワークレーン本体で解体していくのですが、今回の現場はスペースが狭くレッカー車が入らないことと、タワークレーンが新築ビルや周辺のビルに接近しているため、旋回が制限されました。

そのため、クレーンが使えない側の壁つなぎ(タワークレーン本体の支柱を支える柱)やブラケット、プラットフォーム(ステージ)の解体にチルクライマーが採用されました。チルクライマーは揚程無制限、本体重量77kgで2人で運べ、セッティングも台付けワイヤロープで簡単にでき、操作も容易で部材を安全にかつ早く吊り降ろすことが出来ました。

主な仕様
型式 EW-1020DM(最大能力 1t)×2台
速度 9.5m/min(50Hz)
 11.3m/min(60Hz)
自重 77kg
電源 3相交流200/220V(50Hz/60Hz)
 ケーブル長さ60m
ワイヤロープ φ10×50m専用ワイヤロープ2本