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No.205

競技場観客席の異形屋根(自重60t、トラス構造)の吊り上げ、組立時のバランス確認にダイナホール25T×4台が採用されました

TIR CORP. NEWS 205

競技場観客席の異形屋根(自重60t、トラス構造)の吊り上げ、組立時のバランス確認にダイナホール25T×4台が採用されました

下図に記載する通り、トラス構造物に電動チェーンブロック(能力15t)と、ダイナホール25T(測定容量25t)を4箇所に設置し、異形屋根とを動滑車で連結の上能力150tのクレーンである程度緊張します。

次に、4箇所に設置された電動チェーンブロックにて均等に地切りするまでダイナホールの表示荷重を見ながら吊り上げます。

異形屋根の地切りができた時点で各ダイナホールの表示荷重をチェックします。
異形屋根のため各吊り点の荷重はアンバランスな荷重となりますが、このアンバランスな荷重を保ちながらクレーンで吊り上げ、所定の位置へ移動し設置します。

この4台のダイナホールには全て遠隔表示装置(延長コード長さ50m)が取付られ、手元で4箇所の荷重を同時に確認することができ、作業の効率アップと安全作業に大きく貢献しています。

ダイナホール25T仕様
容量 25t
自重 6.6kg
精度 フルスケ−ル±0.2%
最小表示荷重 10kg
液晶文字高さ 25mm